先日、NHKのヒューマニエンスQで2週にわたり、「腸内細菌～見えない支配者たち」「腸内細菌～ヒトを飛躍させる生命体」が放送されました。この番組では昨年5月にも腸内細菌をテーマとして放送されていて、「腸内細菌叢（腸内フローラ）」への注目の高さが伺えますね。

腸内フローラとは

腸内には常に細菌が棲んでおり、その数はおよそ100兆から～1000兆個で、種類は約1,000種類といわれています。この腸内細菌は、菌種ごとの塊となって腸の壁に張り付いています。この状態は、あたかも品種ごとに並んで咲くお花畑（フローラ）のようにみえることから、「腸内フローラ」と呼ばれています。番組でも一部紹介されていましたが、最近の研究では、腸内フローラが様々な疾患（大腸がん、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、アレルギー、糖尿病、動脈硬化、うつ病、認知症、パーキンソン病など）と関連していることも分かってきました。腸内フローラを構成する細菌の種類や割合には個人差があり、その状態を把握し、バランスのとれた状態を保つことが大切です。

腸内フローラ検査

当院では腸内フローラ検査が受けられます。詳しくは下記リンクをご参照ください。
腸内フローラ検査は保険外（自費）診療となります。

https://jingunomori-yclinic.com/contents/private_practice.html