MEDICAL COLLABORATION
地域連携
当クリニックは名古屋の中心地にあり交通の便もよいことから、各方面から患者さんに来院していただいています。そのため、より高度な検査や治療が必要と判断した場合には、迅速かつスムースに東西南北の各方面の中核的な総合病院、専門病院に紹介・受診ができるように各医療機関の連携登録医となっています。また、各病院の様々な地域連携ネットワークのシステムにも参加・登録しています。
<登録医となった連携先病院>
大同病院(南区)・中京病院(南区)・名古屋大学医学部附属病院(昭和区)・愛知県がんセンター病院(千種区)・名古屋市立大学病医院(瑞穂区)・中部ろうさい病院(港区)・協立総合病院(熱田区)
2022年3月現在
- 01地域医療連携システム
(C@RNA Connect:カルナコネクト) - 当クリニックから連携医療機関専用のインターネット予約システムを用いて、検査や診察の予約を直接取ることができます。電話やFAXでのやり取りや、患者さんご自身で予約をとるより簡単でスムースに受診することができます。当クリニックでは、大同病院・中京病院・中部ろうさい病院・名古屋市立大学病院の予約システムを導入しています。
- 02診療情報連携
(ID-link:アイディー・リンク) - 総合病院へ検査や診察で紹介した患者さんから同意をいただいた場合には、インターネットを通じて紹介先の診療内容をクリニックで確認するシステムを導入しています。紹介先の診療情報(検査結果・画像所見など)をクリニックからリアルタイムで確認できるので、患者さんがクリニックへ戻っていただいた後も連携がスムースに行うことができます。当クリニックでは現在、大同病院・中京病院への紹介する際に患者さんに同意書をお渡ししています。同意するかについては自由です。
- 03がん地域連携パス
- がんの手術を受けた患者さんの術後のケアを、手術を受けた総合病院とかかりつけ医が、「パス」と呼ばれる患者さん個々の治療計画書(小冊子)を使って、情報を共有し連携しながら診ていくシステムです。待ち時間の多い遠方の総合病院への通院回数を減らし、かつ総合病院と同じような質の高い医療を確保して、術後の再発などの病状変化の早期発見・早期対応を行うために活用されています。当クリニックの院長は前任の小牧市民病院で愛知県のがん地域連携パス部会の議論に携わり、日常診療でも多数のがん術後の患者さんにパスを使って近隣のかかりつけの先生方と連携してきました。その経験を生かして積極的にこのシステムに参加しています。現在は、大同病院・中京病院で主に胃がん・大腸がんで手術を受けた患者さんを受け入れています。