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2023.06.25
炎症性腸疾患(IBD)について
院長BLOG
IBDとは、慢性的な腸管での免疫系統の過剰な反応によって過剰な炎症反応が起きている病気の総称です。主に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の2つの疾患があります。原因は明らかなになっておらず、完全に治ることがないため、国が定めた「指定難病」で、患者数は年々増え続けています。
その治療は専門性が高いため、一般的には総合病院の消化器内科に通院することになりますが、最近は治療の進歩もあり、軽症の患者さんや重症から緩解できる方も増え、総合病院だけでは患者さんを抱えきれなくなっているのが現状です。そこで、当院のような胃腸内科クリニックと総合病院で連携しながらIBD患者さんを診ていくという地域連携の重要性が高まっています。
当院は名古屋市難病指定医療機関であり、難病指定医、消化器外科専門医、大腸肛門病専門医としてこれまでIBD治療に携わってきた経験を生かして、近隣の総合病院と連携しながら診療を行っています。当院では比較的軽症の方、緩解維持療法中の方、術後の方を積極的に受け入れています。
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・潰瘍性大腸炎についてはこちら、クローン病についてはこちらから詳細をご確認ください。